r's gear ワイバン フルエキゾーストチタンマフラー

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ふと設定を見るとこのブログの解説から今日でちょうど1年とのこと。全く記事が増えないのは私の性格が現れているようでなんとも言えない気持ちになります。

とかく、気付いてしまった以上は今日中にもう一本書かねば!と思い、連投します。まずはバイクのカスタムの王道であろう社外マフラー、私の選んだr's gearのフルチタンエキゾーストを紹介致します。

 GSのマフラーの選択肢は非常に少ない印象です。スリップオンであれば純正オプションのAkrapovicとヨシムラがJACA認可のため安心して選べ、e1仕様であればもうすこし選択肢が増えますが、車検についてはやや不安の残るところ。(JMCAの認可を受けておらずとも、e1適合マフラーであれば日本国内でも問題なく公道走行が出来るという情報も耳にしましたが、どうなのでしょうか。時間があれば調べてみたいところ)

しかしながら、エキパイの目立つボクサーエンジンであれば、フルエキゾーストマフラーでチタンの美しい焼色を眺めたい……と思い、大変評判の良い、このr's gearのマフラーを選びました。事実上、他の候補が全く無い状況はややもんにょりとした気分にはなるのですが、これだけ質の高いマフラーなら、選んで後悔はないかな、と思います。

 性能については軽く触れると、エンジンの吹けが良くなり(初回点検時に交換したため、オイル交換が主な要因ではないかと思いますが)、やや燃費が落ちた印象を受けます。私のGSは、現在、ツーリングでもリッター18〜19km前後となっており、満タン時の航続距離表示は380km前後を示します。納車時は同400kmぴったりだったこと、他の方の燃費記録とを勘案しますと、ちょっと悪い部類に入りそうです。もちろん、私の運転がエコでない可能性もあるので、今後は気をつけて見ていきたいポイントです。

また、1,169ccという排気量の割には発進に気を使うのですが、これはもしかしたらマフラーの下のトルクがやや下がっている所に起因しているのかも。GS用マフラーのトルクカーブは(何故か)公開されていないため、恐らくほぼ同じ性能であろうRTのものを参考にすると、2,000rpm前後でノーマルのマフラーに比べ若干トルクが落ち込んでいます。もちろん、全域では純正を上回る性能を有しており、まったく欠点足り得ないことではありますが、繊細なスタートは心がける必要があるかも、ということは念頭に置いておいたほうが良いでしょう。

なお、私はディーラーにて取り付けてもらったために詳細はわからないのですが、排気フラップ?を無効化するために、内部コンピュータにてエラーが発生するそうです。ライダーにはわからない部分ではあるのですが、取り付けを行ったディーラー以外で修理等を行う必要が生じた際、伝えたほうがスムーズに進むとのことでした。

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・購入にあたって気がかりだった点

焼け色はどの程度つくのか?の1点のみです。

ワイバンはネイキッド向け手曲げマフラーを装着されている方が圧倒的に多く、GS/RT/R/RSについては情報があまりにも少なすぎました。メーカーの取り付け例を見ても、まっさらで焼け色は付いておらず、どの程度あざやかに色付くのかやや気がかりでした。そこで、走行距離をおって、どの程度変化していったかを紹介したいと思います。同マフラーはGS/RT/R/RSのラインナップがありますが、恐らく同様の変化をするかと思いますので、購入を検討されている方はどうぞご参考下さい。

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・300km前後

調度よい写真がありませんでした。わかりにくいかとは思いますが、エンジン直後の部分に若干の変化が見られます。当初はこの程度しか変わらないのかと若干がっかりした覚えがあります。

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・1,000km前後

高速主体ツーリングの途中、全体があざやかに発色し出しました。分割されているパイプの結合部分が変化しているのが面白いなあと思ったのですが、熱を持ちやすいのでしょうか。この写真を撮った際、サイレンサー直前の部分に焦げ付きを発見し、とても悲しい思いをしました。

不格好な積載ですが、長めのキャンプ泊となると、どうにも……もっとスマートに積み込みたいものです。

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・現在

正直な所、前の写真からそれほどの距離は走れておりませんが、一番わかりやすいかなと思ったので掲載。それにしても、エンジンガードの仕事ぶりが痛々しい。時間ができたら軽く磨いて綺麗にしてあげたいところです。

 

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以上です。今後も折を見て変化を楽しんでいきたいと思っております。チタンフルエキ、ツーリングの休憩の毎にエキパイを確認するのが楽しみになりますね。こうしてエキパイを眺められるのは、ある意味水平対向エンジンならではの大きな長所かも知れません。