BMW Motorrad キーレスライド搭載モデルの不具合について(追記あり)

(※2015/8/2追記 下記の症状について私の車両特有の不具合であることが判明しました。一番下に追記しております)
結論から申し上げますと、『現時点で、BMW Motorrad キーレスライド搭載モデルにおいて、キーレスを認識しない症状を解決するためにプログラムのアップデートを行うと、不動車となる』

キーレスライド搭載車オーナーの皆さま、特に「ツーリング前に点検をしておこう」とお考えの方はお気をつけ下さい。わたしのように予定がさっぱりキャンセルに……なーんて事になりかねません。

あまり詳しくない説明は以下に。

(なお、キーレスライド搭載の全てのモデルに不具合があるような書き方をしておりますが、この記事を執筆している時点において、私が把握している限りでは、R1200GS、しかも私の車両のみに発生している不具合です。ですが、同様のパーツやプログラムを用いている以上、R1200RT/R/RSでも同様の不具合が発生するであろうことは容易に想像できるために、このような書き方とさせていただきました。もちろん、他の車両では再現しないかもしれません。その際には改めて追記させていただきます)

 気が付けば納車報告もなく4ヶ月近く(!)も放置していたこのブログを、このような形で更新するのは非常に残念なのですが……。

 
以前から走行中に警告灯とともに無線キーとの通信途絶を知らせる表示の出る症状があったので、ディーラーに相談しました。
その際、キーレスの受信状況についてムラがある(受信範囲内のはずなのに受信しない、受信範囲外なのに受信不可の表示が出ない)ことがわかり、ディーラーの方も首を捻っておりました。
そこで、「念のため、プログラムの更新があるかもしれないので、確認してみます」とのことだったのですが、これが大きな罠。
どうやら、プログラムを書き換えようとしたらエンジンが掛からなくなり、復旧のためデータを書き込もうにもオートバイ側のコンピュータがそれを受け付けない……。(この辺詳しい説明がなかったために正確であるか自信がありません。大筋では間違っていないかとは思いますが)
さすがに不動車を引き取るわけにもいかず、あえなくGSは入院。本国との連絡の兼ね合いから、退院は早くとも週明け。おかげさまで明日からのツーリングはキャンセル、泣くに泣けません。とほほ。
あ、でも代車で来たRnineTはすごく面白いです。これで遠距離ツーリングには行きたくありませんがね。
 
※2015/08/02追記
ディーラーから症状が治ったとの連絡があり引き取りに参りました。
原因は依然として不明で、時間をおいてコンピュータに接続したらプログラムの書き込みができるようになったとのこと。何にせよ、エンジンが無事始動するようになったこと、キーレスの不安定な受信状況が改善されたことは事実ですのでよしとします。
ディーラーの話では、以前、新車販売したS1000RにS1000RR用のプログラムが書き込まれていたことがあったそうなので、割りとよくある事態なのかもしれません。コンピュータ制御著しいBMWならでは、の不具合と言えるのかもしれませんが……苦笑